菊池一族の戦いと信仰
2019年(令和元年)
7月19日(金)から2019年9月1日(日)まで
※月曜休館。ただし祝日の場合は翌日休館。
時間:9時30分~17時15分(入館は16時45分まで)
熊本県立美術館の本館2階展示室にて
日本遺産認定記念・菊池川二千年の歴史
「菊池一族の戦いと信仰」展が開催されます。
菊池川は、
阿蘇外輪山の尾ノ岳南麓に源流がある
熊本県の一級河川です。
清らかでミネラルに恵まれた川であることから、
流域では古くから広大な水田が整備され、
肥沃な穀倉地帯となっていきました。
それによって築かれた莫大な富は、
日本全国、ひいては
大陸との交流につながっていきます。
平安時代後期になると、
菊池一族がここを拠点に一大勢力を築き、
九州屈指の精強な武士団が形成されます。
その強健さは蒙古襲来や
南北朝時代の動乱における活躍で
よく知られています。
一方で、曹洞宗の高僧・大智禅師を招いて
寺院を建立するなど、
厚く仏教を信仰していたことも注目すべきです。
本展は、平成29年(2017年)4月の
日本遺産「米作り、二千年にわたる大地の記憶
~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~」認定を
記念して開催するもので、
国宝1件、重要文化財14件、
県指定文化財17件、市町村指定文化財7件を含む
菊池川ゆかりの文化財が
一堂に会する初めての試みです。
古代において菊池川流域の文化が
どのように形成され、
菊池一族の活躍につながっていったのか。
菊池川流域の歴史を辿りながら、
熊本ならではの文化を体感していただきます。
月曜休館
ただし祝日の場合は翌日休館。
7月29日(月)は
「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館。
観覧料:一般1,000円(800円)、
大学生800円(600円)
本館2階展示室・別棟展示室との共通観覧券
一般1,100円、当日団体900円
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