菊池一族と延寿鍛冶シンポジウム

 

2017年4 月15日(土)

 

熊本県の

菊池神社菊華殿にて

菊池一族と延寿鍛冶シンポジウムを開催。

 

会場には多くのお客様に

ご来場いただきました。

 

当初、

予定しておりました人数を越え、

追加で椅子を用意するほど

多数のお客様に

お集りいただきました。

 

皆様に心より感謝いたします。

 

 

また、

 

私たちは

ちょうど1年前に

このシンポジウムを開催する予定でしたが

 

2016年

4月14日夜(前震)と

16日未明(本震)の

熊本地震により中止することになりました。

 

地震にて

お亡くなりになった方々の

ご冥福をお祈りするとともに、

被災者の皆様に心より

お見舞いを申し上げます。

 

 

あの日、

私達も、この菊池にて

地震を経験しました。

 

延寿展のスタッフも、

 

車中泊を経験したり、

自宅が壊れたり、余震で悩んだり、

様々な想いを抱いて

ここまで過ごしてきました。

 

 

今回、司会をしていただいた

中原さんは

 

私達が16日未明の

本震直後の真夜中に

 

菊池夢美術館にて行動を共にし、

その後、車中泊を経験されました。

 

私達とは

あの時の生きるか死ぬかの状況の中

強い絆が生まれたと思います。

 

 

考えてみれば

あれから1年、コツコツと

みんなで作り上げたシンポジウムです。

 

これは

小さな一歩かもしれない

 

しかし、熊本に700年前から伝わる

「延寿」という名刀を作った鍛冶集団と

菊池一族の文化を振り返る

貴重な一歩になればという

みんなの願いが

今回のイベントに繋がりました。

 

 

観光協会長の服部様の

ご挨拶にて開催。

 

菊池神社宮司の坂本様より

お言葉を頂きます。

 

観光協会の皆様も神社も

大変な一年を乗り越えて

やっとここまで辿り着きました。

 

私達は今回

(一社)菊池観光協会

菊池一族まつり実行委員会の皆様の

努力に感動いたしました。

 

そして

支えていただいた

熊本、菊池の皆様と

全国の皆様のおかげだと

改めて実感しました。

 

 

さて、

いよいよシンポジウムが開催します。

菊池神社宮司 坂本様のご挨拶。

 

 

坂本様は

明治神宮にいらしゃった時、

日本刀鑑定の権威である

佐藤寒山先生に師事され

刀剣を学ばれたとのこと。

 

日本刀の芸術性を

とても理解され

私達も勉強になります。

 

 

菊池神社と

菊池一族の歴史とともに

 

佐藤寒山先生の著書も

ご紹介くださいました。

 

 

そして

太田先生による

菊池一族と延寿鍛冶の講演。

 

 

テーマは

■菊池氏の歴史

■延寿鍛冶の歴史

■同田貫鍛冶

■菊池人の気質

について

 

 

歴史年表や日本刀の写真を

プロジェクターに写しながら

わかりやすく紹介していきます。

 

 

現代社会において 唯一、

日本刀を活用する居合道の立場から

刀の紹介も行われました。

 

 

菊池神社ですので

 

菊池ならではの

「菊池千本槍」の

ご紹介もさせていただきました。

 

 

また、

今回の特徴は

「日本刀から見た

菊池一族の歴史と文化」なので

 

今までのイベントとは、

また少し違って

 

「刀剣乱舞」で話題の

蛍丸や同田貫などエピソードも交え、

菊池の皆様も知らなかった日本刀から見た

菊池一族の歴史のことも

ご紹介していきました。

 

 

あっと言う間に

1時間が経過しまして

講演も無事終了となります。

 

 

最後に

観光協会の皆様より

菊池神社宮司の坂本様と

太田先生に花束が贈呈されました。

 

 

そして

シンポジウムの後は

少しの時間でしたが

 

交流会のような時間もあり

皆様、延寿鍛冶の文化に触れる機会も

ありました。

 

 

多くのお客様に心より

感謝いたします。

 

菊池一族と延寿鍛冶展は

5月7日まで続きますので

どうぞ菊池に

お越しください。

 

本日は

ありがとうございました。

 

 

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