不動智神妙録7

 

本日も沢庵和尚(たくあんおしょう)が

柳生宗矩(やぎゅうむねのり)のために

 

「仏法」を通して剣を説き、

さらに剣に生きる姿勢を説くなかで、

 

人が人として生きるには、どうすべきかを説いた

「不動智神妙録」から学びます。

 

本日のテーマは

 

「理を支える技、技を生かす理」です。

 

 

理の修行、事(わざ)の修行ということがあります。

 

理とは

ゆきつく所にいけば、

何にもとらわれないということで、

無心になる修行をいいます。

 

詳しい事は

もう既に書き記した通りです。

 

しかし、

どれほどに理の修行を積んでも

事の修行をしなければ、手も身体も思うように

働かすことができません。

 

事の修行とは、兵法でいえば

五つの身の構えなど、さまざまに習う

技術の修行です。

 

どれほど理がわかっていても

身を自由に動かせる技術がなければ

何にもなりません。

 

 

しかし、逆に太刀の扱いが

どんなに上手でも、理の行きつく所を知らなくては

技を生かすことができないのです。

 

事と理は車の両輪のように

2つそろっていなくては役に立たないものです。

 

沢庵宗彭

 

 

本日も

不動智神妙録から学びました。

 

今後も多くのことを学び、人生に役立てましょう。

 

多忙な現代人が、

安心立命して雄々しく生きる

叡智がここに詰まった本。

詳しくはコチラ

↓  ↓  ↓

 

 

 

 

参考:不動智神妙録 沢庵宗彭

沢庵 沢庵 不動智神妙録 池田論訳

 

 

 

 

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