鏡開き(おしるこ)

 

誠心館道場では、毎年、

「居合の初抜き」の後に「鏡開き」を行います。

 

「鏡開き」は、正月に神様や仏に供えた鏡餅を

下げて食べる、日本の年中行事であり、

 

神仏に感謝し、またその供えられたものを

頂いて無病息災などを祈って、

「汁粉」や「雑煮」を食べる行事です。

 

 

もともと武家では、

鎧などの具足に供えた具足餅を下げて

雑煮にして食べ、これを

「刃柄(はつか)」を祝うといったそうです。

 

鏡開きに「おしるこ」を食べるのは

この武家社会の風習が一般化したものなんですね。

 

 

それから

「おしるこ」と食べて美味しいのが「沢庵漬け」。

 

武士道美術館でもおなじみの

「不動智神妙録」の作者「沢庵宗彭」。

 

様々な説がありますが

この「たくあん和尚」が考案した「漬け物」なので

「沢庵漬け」と言われているとか。

 

沢庵宗彭が創建した東海寺で、

「初めは名も無い漬物だったのですが、

ある時、「徳川家光公」がここを訪れた際に供したところ、

たいそう気に入り、

『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』と言った」

と伝えられているそうで、現代でも「沢庵漬け」と

呼ばれているきっかけになったという説があります。

 

 

鏡は円満を、開くは末広がりを意味します。

 

また、鏡餅を食すことを「歯固め」といいまして、

これは、硬いものを食べ、歯を丈夫にして、

年神様に長寿を祈るためとも言われています。

 

稽古の後の「おしるこ」を道場の皆さんも

美味しくいただいていました。

 

見てると、甘い「おしるこ」食べたくなりますね(笑)

 

 

 

 

資料:wikipedia

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