「きゅうり断ち」と博多山笠
「山笠があるけん キュウリは食わん」
博多では、まさに今の時期「7月1日から15日」までの
祗園山笠期間中、舁き手は「キュウリ」を食べません。
その由来は、
山笠の祭神である
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の神紋が
輪切りにしたキュウリの形に似ており、
畏れ多いと食べることを
遠慮したものと言われます。
なんと博多では、
小学校の給食にも7月1日から15日まで
献立表に「きゅうり」の文字がありません。
「きゅうり断ち」という博多の文化なんですね。
ただ、近年では食べる人もいるそうです。
でも
何か失敗したら「キュウリを食うたけんたい」と
言われたりします(笑)
私も山笠シーズン中のある日
スーツを着てお客様のところに打ち合わせに行ったら
打ち合わせに「山笠の格好」で
担当者があらわれたことがあります。
博多では
この時期、町全部が「山笠モード」になりますから。
「山笠の格好」した人でにぎわいます。
このような
伝統が残っている町って素敵ですよね。
祭に生きる男達の姿に大人から子供まで憧れます。
そんな伝統文化を後世に残していきたいですね。
本日は山笠と「きゅうり断ち」をご紹介しました。
博多は今日も盛り上がっています。
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