第22回全日本居合道・全国大会(その3)
第22回全国居合道
全国大会(その3)は、
団体戦をご紹介いたします。
各地区から選ばれた
段別代表選手による演武です。
正式名称は
「地区連盟対抗競技大会」と言い、
各地区連盟の代表
参段、四段、五段、六段、錬士の
選手5名と監督1名の計6名を以て
構成されます。
選手の出場資格は
男女にかかわらず、
該当段位者であればよく、
男子のみ5名でも
女子のみ5名の構成でも
よいという基準になっており、
同段位者毎に一律に
試合演武を行わしめ、
審判員は夫々十点満点
(但し最高点・最低点を除外せず)
で採点します。
採点は十点満点以下
少数点一位迄とし、
競技判定は各段毎に於ける
選手の得点を参段より錬士迄、合計し
その総合得点により順位を決定します。
二年前、
九州は準優勝させていただき、
昨年は四位という結果。
今年はどうなるでしょうか?
各地区連盟とも
レベルが高く、毎回
この団体戦を見るのが楽しみ
という方も多いと思います。
演武する側の経験から言いますと
全国の先生に
自分の技を見ていただけるチャンスで
大変、勉強になる試合でした。
審査される先生も
一斉に数人が演武するので
難しいと思います。
さて、今年の結果は
どうだったでしょうか?
参加された方は
ご存知ですよね。
では、
表彰式です。
「地区連盟対抗競技大会」
優勝は・・・
近畿地区連盟。
おめでとうございます!
続いて
準優勝は
中部地区連盟の皆様。
おめでとうございます。
抜き付け、目付、残心など
学ばせていただくところが多く、
皆様、落ち着いており、
品格のある居合が印象的でした。
そして、
三位は
九州地区連盟でした。
もともと
九州は武道王国であり、
剣道、柔道、空手なども盛んな場所。
また、古武道も多く、
宮本武蔵の二天一流、
薩摩の示現流、
丸目蔵人佐のタイ捨流、
伯耆流など地域に根ざした
武道が豊富にあります。
私達の流派も今後、
多くの会員を増やし、
居合道の文化を
後世に繋げていければと思っています。
と言うわけで
本日は、
皆様、お疲れさまでした。
とても素晴らしい演武だったと思います。
平成26年度の
「地区連盟対抗競技大会」の結果は
優 勝 近畿地区連盟
準優勝 中部地区連盟
第三位 九州地区連盟 でした。
また、来年も
楽しみにしています。
本日はありがとうございました。
次回からは
高段者の先生方の
ご演武をご紹介いたします。
お楽しみに!
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