誠心館夏期合宿(平成26年)その2
合宿の夜は
毎年恒例の日本刀勉強会が
開催されています。
もう5年ぐらい
続いているでしょうか。
よく考えれば、
武士道美術館は
この勉強会で誕生しました。
私がこの合宿の勉強会で
肥後金工について
小林先生に質問したことがきっかけで
深く肥後金工の世界に入り
絵を描き、島田美術館での
展覧会へと進み、
その情報を掲載するために
ホームページが必要だ
ということから誕生しました。
なので
この勉強会がなかったら
「武士道美術館」は
存在していません。
特に肥後金工については
地元熊本に伝わる
掟などがありますので
口伝で受け継いできた情報は
書店で売られている本には
どこにも
掲載されていません。
小林先生は
肥後金工の有名なコレクターだった
(故)加藤さんから学び、
その口伝を私に教えてくれたのでした。
このように
日本刀や刀装具に直接触れて、
歴史や鑑定のポイントを学ぶ
貴重な体験が
本当にありがたいことです。
お互いに
日本刀や小道具などを持ち寄って
あ〜でもない、
こ〜でもない、
時には絶賛
時には説教・・・(笑)
など
日本刀好きな剣士が集まって
文化を学びます。
今年は中学生の松本君と
岡嶋道場の大学生剣士も加わり
賑やかになりました。
この目の輝き!
日本の未来は明るいです。
若い世代が
日本刀に興味を持ってくれるのは
嬉しいですね。
そうやって
何百年という時間
誰かが誰かに
武士の魂を繋いで
文化が継承されてきたからこそ
日本刀が今、存在します。
また、今年は
女性剣士の皆様も参加され、
日本刀の美しさを
学ばれていました。
居合道を通じて
日本の伝統を学ぶ
貴重な勉強会です。
全国の皆様と
いつか
このような時間を共有したいな
と考えております。
全日本居合道連盟の皆様や
日本刀鑑定の皆様、
今後もどうぞ
ご指導宜しくお願いいたします。
誠心館夏期合宿は
まだまだ続きます。
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日刀保の熊本支部の先生が居られたらしいですね。石橋さんが勉強になったとガッカリしていましたので、私がしっかりと慰めました。人様のお腰の物を云々するときは、武士の情けも必要かもしれませんね。石橋さんは親友ですので、太田先生、石橋さんを宜しくお願いします。