コメ展

 

ロッテの「キシリトールガム」や

明治の「おいしい牛乳」など

 

素晴らしいデザインで知られる

佐藤卓さんのデザイン事務所から

 

「コメ展」のDMを頂きました。

 

 

コメは、私たちの暮らしにとても身近で、

日々の生活に欠かせないものです。

 

日本では、

コメを中心とした食文化を深めつつ、

稲作の歴史とともに

様々な文化が発展してきました。

 

しかし、私たちは

食としてのコメ以外の姿を、

どれほど知っているのでしょうか?

 

籾(もみ)から目を覚ました

稲(いね)の住む水田は、

様々ないきものの生態系を受け入れ、

育むとともに、

 

水害を防ぐ貯水機構や

温暖化を抑える調温装置として、

自然のサイクルを支えています。

 

そして、稲穂(いなほ)

3株分の約3,000粒が

おいしく封じ込められた

お茶碗一杯のご飯。

 

この一粒一粒には、

これまでコメづくりに携わってきた

人々の弛まぬ努力や工夫と、

 

循環する膨大な地球のエネルギーが

蓄積されています。

 

 

「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」。

自らコメづくりをするなかで、稲の本質を

見事に言い当てた宮沢賢治の言葉です。

 

私たちの生命と文化を繋ぐコメ。

また、それを形成する緻密な環境システムには、

私たちの学ぶべきデザインの

ヒントが秘められています。

 

それは、未来を切り開く多くの

「糧(かて)」をもたらすでしょう。

 

激変する地球環境と

ライフスタイルや価値観の転換期をむかえ、

主食としてのコメの位置づけも揺らぐなか、

この展覧会では、

私たちの文化の根幹をなす

コメのありようを新鮮な目で

見つめ直していきます。

 

そして、社会全体で引き受けるべき

大きな課題として、

その未来像を来場者の

皆様とともに考えていきます。

※「コメ展」パンフレットより

 

昨年の「デザインあ展」も素晴らしく

家族で勉強させていただきました。

 

日本人にとって「コメ」は

歴史的にも重要なものだからこそ

とても楽しみな展覧会ですね。

 

どうぞご覧下さい。

 

 

「コメ展」

会期:2014年2月28日(金) – 2014年6月15日(日)
会場:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
21_21 DESIGN SIGHT
休館日:火曜日(4月29日、5月6日は開館)
開館時間:11:00 – 20:00(入場は19:30まで)
*4月19日(土)は六本木アートナイト開催に合わせ、
通常20:00閉館のところを特別に24:00まで開館延長します
(最終入場は23:30)
入場料:
一般1,000円、大学生800円、
中高生500円、小学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
詳しくは公式サイトへ

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