座右の銘(武士の言葉その23)
金を持てば、
人も世上も恐ろしく思わぬものなり
前田利家
戦国武将が
「お金」のことについて語った珍しい格言です。
お金を持っている時は、
人も世間も恐ろしいと思うことはないけれど、
お金がなくなった時、世間は生きづらく
恐ろしいものになる・・・
織田信長の政策から、
世の中が貨幣社会へ移っていく中で
前田利家は
時代の変化に合わせて経済感覚を身につけました。
戦国時代の武士も戦いには「お金」が必要でした。
お金が全てではないけれど、
戦いに負けてしまったり、世間での立場が
お金の有無で決まってしまうということを
知っていた利家は、家臣にお金の大切さを教え
無駄使いを戒めたと言われています。
今の時代にも考えさせられる格言ですね。
金を持てば、
人も世上も恐ろしく思わぬものなり
前田利家
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