素晴らしき肥後の伝統工芸(その1)

屋根飾瓦細工(藤本勝巳氏作)

 

平成24年10月2日(火)から平成25年3月3日(日)まで

熊本県伝統工芸館の巡回展が開催中です。

 

約90品目に及ぶ

熊本県の伝統工芸品指定要項に指定された

素晴らしい芸術が楽しめる展覧会です。

 

 

「おばけの金太」。

 

加藤清正が熊本城を築く際、

「金太」という足軽がいて、顔立ちが面白く、

人を笑わせることが上手で「おどけの金太」と呼ばれて

人気者だったと言います。

 

19世紀の中頃、人形師の西陣屋彦七が

金太の伝説を元にカラクリ人形を作りだしたのが

原型だといわれ、後に「おばけの金太」と

呼ばれるようになりました。

 

紐を引くと目玉がひっくり返り、

長い舌をペロリと出すカラクリが

仕掛けられています。

 

 

きじ馬。

 

 

花手箱(はなてばこ)

 

800年以上前、平家の落人が球磨地方に逃れ、

人吉の奥地へ住み着いたとき、

都の暮らしを懐かしんで作り始めたと伝えられる

郷土玩具です。

 

桐・ダラ・藤・柏の木を材料に、

黄・緑・赤の素材な色つけで人吉で開かれる

えびす市などで売られていました。

 

 

肥後まり。

 

江戸時代から伝わる各地のてまりを参考にして

昭和40年頃から作りはじめられました。

もみがらを芯とし、

草木染めした木綿糸で模様を作ります。

 

このような

美しい肥後の伝統工芸品。

 

いつまでもこの大切な伝統を

受け継いでいきたいと思う展覧会です。

詳しいスケジュールは下記のアドレスをご覧下さい!

 

熊本県伝統工芸館・巡回展スケジュールはこちら

 

資料:熊本県伝統工芸館資料より

 

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