戦国武将とネット通販

 

人生に役立つ「兵法」教えます。

 

● 桶狭間の戦い (織田信長)

● 三方ケ原の戦い (武田信玄)

● ノルマンディ上陸作戦 (これは第二次世界大戦です)

 

この3つの「勝利」には共通する

ある「兵法」がありました。

 

それが

 

「魚鱗の陣(ぎょりんのじん)」です。

 

 

魚鱗の陣は

前方の中心部分に「最強部隊」を置き、

「一点突破型」の「攻める」陣形。

 

山岳や森林、

河川などの地形要素が多い日本では

戦国時代によく使われました。

 

「△」の形に兵を配し、底辺の中心に「大将」を配置して、

そこを後ろ側として敵と戦います。

 

 

全兵力を完全に一枚の密集陣に編集するのではなく、

数百人単位の横隊(密集陣)を単位として編集することで、

個別の駆動性を維持したまま

全体としての堅牢性を確保することから

魚燐(うろこ)と呼ばれました。

 

 

多くの兵が散らずに局部の戦闘に参加し、

また一陣が壊滅しても次陣がすぐに繰り出せるため

消耗戦に強い陣形です。

 

では、

この戦国武将の「兵法」を

「ネット通販」で置き換えてみます。

 

 

TVのCM、

楽天、バナー広告でよく見る

化粧品の「無料お試しセット」

「たった 1,000円のお試しセット」

などがあります。

 

このお試しセットが通販で言うところの

「最強部隊」です。

 

他の例で言うと、

書店で販売している

「◯◯の模型を作る」初回380円や、

40話ほどある海外ドラマの1回目だけ

無料にするレンタルDVDなどが

「お試しセット」の役割です。

 

 

ここが

お客様と一番最初に接する「接点」となります。

 

もし、

この「接点」が「興味がない」「欲しくない」と思われたら

後に繋がりません。

 

なので

その「△」の先頭である

「最強部隊・お試しセット」の敷居が高いと

買わないし、後に繋がりません。

 

 

もし仮に、この「お試しセット」を

高額の「2万5,000円の美容液」にした場合、

初めて見るブランドの商品を

いきなり2万5,000円出して買うのか?というと

 

かなり勇気が必要です。

 

 

なので「ネット通販」の場合は、

誰でも気軽に買いやすい「お試しセット」を作り、

そこに広告費を集中させ、

本商品となる化粧品、

そして定期購入に結びつけていくことになります。

 

ちなみに、これは商品数が少ない時に闘う戦略です。

 

桶狭間の時、今川軍45,000人に対して、織田軍わずか2,000人

敵の一番手薄のところだけを狙い

「一点突破する」戦略。これが「魚鱗の陣(ぎょりんのじん)」です。

 

結果。信長は20倍もの兵力差を逆転しました。

 

ちなみに兵の数、商品数が多い場合は、

「鶴翼の陣」という戦略があります。

 

そこから、

どうやって販売していくか、

その成功する秘密は・・・

 

これを語ると

かなり長くなりますので

それは、またの機会にお話します。

 

ここは

武士の「道」を学ぶコーナーですが、

居合道の「型」も兵法から完成しました。

 

今、

戦国武将が生きた時代とは違う

平和な世の中ですが、

 

実は彼らが考えていた「兵法」が

ネット通販の中で活用されています。

 

 

温故知新と言いますが、

サムライの兵法から

新しい知識や見解を得ることもあります。

 

今後も「武士の生き方」から多くのことを学びましょう。

 

昔も今も「人間」は、そんなに変わらない。

むしろ、

 

サムライのほうが

私達より「新しい」のかもしれません。

 

 

 

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