肥後鐔ふろしき

 

2年前の2010年に開催した

太田光柾「肥後鐔の世界と武士道美術展」の時、

 

刀剣鑑定の先生達に

ぜひ、「肥後鐔のふろしき」を作って欲しいと

リクエストされていました。

 

なかなか制作するタイミングがなく、

保留になっていたのですが、

 

今回、居合道・悠毅館道場35周年を記念して

岩田悠山先生から、

ぜひ「ふろしきをデザインしてほしい」という

ご要望がありましたので、

縁起の良い肥後鐔

「林又七の鶴丸文透鐔」をオリジナルで

デザインさせていただきました。

 

 

なかなか肥後鐔をデザインした

「ふろしき」はありません。

 

知らない人が作ると

余計な文字を入れたり、

時代や鐔を間違ったり、

観光地のお土産物のようになりますので

けっこう考えました。

 

 

また、

今回は35周年の記念ですし、残るものなので

岩田先生の手書き、落款印なども入れて

オリジナルにこだわりました。

 

やはり「岩田先生らしさ」がいいので

有名なデザイナー制作の書体も考えましたが、

手書きのぬくもりを大切にしました。

 

 

別の種類も作りましたが、

先生と「シンプルがいい」ということで一致し、

初代「林又七の鶴丸文透鐔」を真ん中にデザイン。

 

色、生地は先生が選ばれたものです。

 

千利休と細川忠興(細川三斎)公の

茶道の美学が入った肥後鐔にふさわしい

「渋い」色、生地が素敵です。

 

完全限定(非売品)「肥後鐔ふろしき」。

先生にも喜んでいただけたので

本当に良かった。記念になりました。

 

 

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