石田三成のニラ雑炊
戦国武将「石田三成」が最後に食べた食事、
それが「ニラ雑炊」と言われています。
関ヶ原の合戦後、
捕らえられた石田三成は
「体調を崩している」という理由で
この「ニラ雑炊」を求めたとのこと。
実は・・・
ニラは、
スタミナ野菜として昔から日本で愛された野菜。
「古事記」や「万葉集」にも記載がある「薬草」なのです。
主な成分は、
カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、
カルシウム、カリウムなど
ニラは
肉と一緒に食べると
ビタミンB1の吸収率をアップさせ、
糖分の分解を促進する効果があるそうです。
実際に「ニラ雑炊」を作ってみました。
あっさりして美味しい。
戦国時代の人もこの味を食べていたのか〜
など想像しながら食べると
また違った楽しみ方があります。
ちなみに
ニラは加熱しすぎると色と風味が飛ぶので
他のものと炒めたりする際には最後に入れて、
余熱で調理するほうが良いです。
ちなみに三成は、処刑直前にのどが乾いたので
警護の者に水を所望した際、
「水は無いけれど、柿がある。それを食べては」と
言われたのに対し、
三成は「柿は痰の毒であるからいらない」と答えたそうで
これを聞いた警護の者は
「もうすぐ首を切られる者が、
今から毒断ちをして何になる」と笑ったところ
三成は「大志を持つ者は、
最後の瞬間まで命を惜しむものだ」と言ったそうです。
三成が「ニラ雑炊」を食べた理由も
スタミナをつけて、
最後まで闘おうという想いがあったんじゃないでしょうか？
歴史は勝ったほうが都合良く書き換えますので
三成が天下を取っていたら、
彼の評価は全然変わっていたと思います。
近年では、秀吉に忠義を最後までつくした精神が
高く評価されている人物。
これから食卓で「ニラ」を見た時に、
石田三成のことを思い出してしまいそうです。
三成 辞世の句
「筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり」
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初めまして、現在は長崎市内に住んでいます。毎日、「武士道美術館」のホームページを開いてはとても楽しみに拝見させていただいています。僕は還暦を迎えよる歳なのですが勉強不足で、とても勉強になります。武士道について、多面的な知識・情報を教えていただき感謝しております。ニラについても、大変勉強になりました。長崎にもニラをたっぷり使った美味しい餃子がありますので、是非食べに来てください。長崎では、チャンポンに代表されるように和洋中華折衷の独特な食文化に触れられるかもしれません。僕も「千斎会」（津留崎先生、藤先生）に属し、5年前から居合道を始めています。いつも、大会では太田先生親子の素晴らしい技に尊敬の念を抱かずにはおられません。これからも、武士道美術館のご発展を祈っています。同時に、武士道美術館創設が実現することを願っています。今の世だから、太田先生の武士道に対する情熱が求められると信じています。
山口様
本当にありがとうございます。
山口様のように
居合道を志し、共に修行する多くの皆様のおかげで
私も楽しく活動ができているのだなと思います。
心より感謝いたします。
長崎は、素敵なところですね。
私は亀山社中など
龍馬を巡って長崎に何回も行っており、
学生時代は、熊本から自転車で行ったこともあります。
食も魅力ですね。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
また、九州大会、全国大会など
お会いできることを楽しみにしております。。
本当にありがとうございます、
太田