豊国神社(広島その4)
豊臣秀吉が
死んだから残った奇跡の建物。
それが「豊国神社」。
あえて厳島神社の上に
見下ろすように建っています。
天正15年(1587年)、
豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として
政僧・安国寺恵瓊(あんこくじえけい)に建立を命じた大経堂です。
秀吉の急死によって工事が中止されたため、
天井が張られておらず、
板壁もない未完成のままの状態で現在に至っています。
でも・・・
途中だったから良かった。
もし、秀吉が長生きして完成し、
「キンキラキン」の黄金建築で残っていたら
徳川家康が、たたき潰していたと思われます。
安土桃山文化を感じる貴重な建築。
ひょっとしたら、私達は見ることができなかった
かもしれません。
細川忠興公も来ていたのでしょうか?
島の人に聞くと、千利休が来たという説も
残っていないとか・・・
どちらにせよ、
平清盛と豊臣秀吉という人生が似ている2人の
スケールの大きい文化が融合している日本の宝です。
安国寺恵瓊wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/安国寺恵瓊
安土桃山時代wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/安土桃山時代
開館時間 | 8時~17時 |
休館日 | なし |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
所在地 | 廿日市市宮島町 |
電話番号 | 0829-44-2020 |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |
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