九州の現代刀匠展レポート
8月7日。
熊本市の島田美術館にて開催中の
九州の現代刀匠展に行ってきました。
肥後象嵌師の稲田さんに久しぶりに再会し、
肥後象嵌の作業工程を見学させていただきました。
明治以降、日本人が刀を使わなくなって
多くの伝統的な技を持った職人さん達が消えていきました。
肥後金工も同じく鐔を作れる職人さんが
ほとんどいなくなっている現状です。
肥後金工は千利休、細川三斎の美学が入った
日本が世界に誇る伝統文化です。
その芸術に誰かが光を当てなければ消滅してしまいます。
この展覧会は次の世代に文化を残す大きな意味を持っていると思いました。
会場には肥後金工師の菊川先生や盛高さんの作品、
九州を代表する刀匠の作品が展示。
また、会場にて刀剣研師の正海さんにもお会いできて嬉しかったです。
平成23年8月3日(水)〜8月28日(日)まで
熊本市の島田美術館にて開催中です。
開館時間は午前10時から午後6時 休館日は毎週火曜日です。
ぜひ遊びに行ってみてください。
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