座右の銘(武士の言葉その4)

仁に過ぎれば弱くなる。

義に過ぎれば固くなる。

礼に過ぎれば諂(へつらい)となる。

智に過ぎれば嘘をつく。

信に過ぎれば損をする。

伊達政宗

 

武士道の基本理念である

「仁義礼智信」の教えを使って

そのすべてが行き過ぎてはならないと説いた伊達政宗。

 

もともと「仁義礼智信」は儒教、すなわち

孔子の教えから来ています。

「仁」・・・仁義・真実・まこと・誠意
「義」・・・正しいすじみち・義理・すじ
「礼」・・・礼儀
「智」・・・知恵・ちえ・認識
「信」・・・信義・誠・確信・信ずる

 

政宗は何事もバランスが大切であると言っています。

戦国時代の厳しい世界を生き抜いた彼だからこそ

言えた名言。

現代を生きる私達にも必要な言葉です。

 

※「伊達政宗画像」 東京大学史料編纂所所蔵模写

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