細川家の茶の湯(肥後古流)

2011年3月20日
熊本市に新しく誕生した桜の馬場・城彩苑にて

細川家の茶の湯(肥後古流)の講演会がありました。

講師は、茶道・肥後古流・白水会会長
小堀俊夫先生です。

先日の茶会も参加させていただきました。
本当にいつもお世話になり感謝しております。

今回の講演は熊本の人でも、なかなか知ることのできない
貴重なお話の数々で、とても勉強になりました。

茶の伝来と点前の確立から、武将と茶の湯の歴史、
秀吉と利休の関係、
そして細川幽斎と三斎公について
肥後古流の成立、利休正統の根拠、
三斎公の茶の湯、三斎公の美意識

とても楽しく、アッと言う間に時間が過ぎてしまうぐらい
素敵な講演でした。

あらためて熊本という場所は素敵な場所だなと思いました。

茶道にとっても
千利休、古田織部、細川三斎の文化が集まった
とても重要な場所だなと思いました。

それは細川家という美意識を持った方々と
肥後古流を支えてこられた多くの皆様のおかげだなと思いましたし、
もっと多くの方々に魅力を知ってもらいたいと思いました。

この会場になった桜の馬場・城彩苑には
肥後古流の文化を勉強できるコーナーもありました。

細川三斎公を紹介してあります。

利休七哲であり、関ヶ原を生き抜いた武将。
肥後鐔(肥後金工)や肥後拵も三斎公がいなければ誕生していません。

三斎公がデザインしたと言われる鎧甲冑
彼の美意識があってこそ熊本に素晴らしい文化が残っているのだなと
あらためて感じました。

小堀宗家の映像も展示されております。

肥後古流の文化に触れて、また武士の世界や
茶道の世界が好きになりました。

皆様も是非、桜の馬場・城彩苑に足を運んでみてはいかがでしょうか?
熊本城のCGも見事でしたよ。

http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

コメントは受け付けていません。

武士道