奇跡は起こすから価値がある

個展後、多くの皆様からお手紙をいただきました。
なかなか返事を返せなくて申し訳ありません。

本当にありがとうございます。

こんな小っぽけな自分の活動が
誰かの心に何かをプレゼントしているとしたら
こんなに幸せなことはありません。

脳梗塞で左半身麻痺に加えて左側が見えないという
重い障害を持った画家の方からお手紙をいただきました。

直筆の絵ハガキと
「元気をもらいました」という言葉が手紙に書いてありました。
正直、私のほうが元気をもらいました。

その人は
理由あって約20年ぐらいあっていない私の叔父さんでした。

私が生まれた時に誰よりも先に駆けつけてくれたのは
叔父さんだったそうです。

また、私は叔父さんの絵を子供の頃見て感動したことがきっかけで
グラフィックデザイナーになりました。

突然の手紙に感動しました。

もう会うことはできないと思っていた人だからこそ
この個展をやって良かったと思いました。

「奇跡は起こすから価値がある」
まさにそんな出来事でした。

障害と戦いながら絵を描く叔父さんの絵から
人生で2回目の感動を貰うことになりました。

感謝。
叔父さんに私の絵を贈ります。

いつまでも元気で素敵な絵を描いてください。
私も一歩一歩動きだします。

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武士道