本当にありがとうございました。
2010年8月1日から12日まで開催しておりました
「肥後鐔の世界と武士道美術展」が無事に終了いたしました。
約1,000人。
日本全国から遊びに来てくださいました。
会場に来ていただいた多くの皆様、関係者の皆様、
本当にありがとうございました。
そしてお世話になりました島田美術館の皆様、心より感謝いたします。
最後は感動で泣いてしまいそうでした(笑)
本当に緑が美しくて、
癒される素敵なギャラリーでした。
天気はほとんど晴天。
台風も進路を変更し本当に良かったです。
居合道と現代アートを一つにする実験的なテーマでしたが、
多くの方々に楽しんでいただいて本当に嬉しかったです。
撮影していただいたブルックスタジオの井上さん。
本当にありがとうございました。
肥後金工師、古美術、刀剣関係、デザイン、居合道の師範
様々なプロフェッショナルが結集して作り上げた企画展だったと思います。
中根平八郎の道具箱や肥後金工録など貴重な資料を提供していただいた小林先生、
肥後金工の素晴らしい書籍を発行された伊藤満先生、
あうん亭様、刀剣 米野様には貴重なお話や資料を見せていただき感謝しております。
今後もどうぞ宜しくお願いいたします。
もはや個展ではなく
みんなの展覧会と言ってもいいです。
誰一人欠けてもできないイベントでした。
展示のアイデアは協力してくださった関係者の皆さんから頂きました。
肥後金工にまつわる資料を提供してくださった
小林先生の協力がなくては個展はできませんでした。
先生とは高校生からの付き合いです。
今後も八代や、肥後金工の研究を一緒にさせてください。
会場に来ていただいたお客様の中に
肥後金工大鑑にも掲載されていない「平田、林、西垣、志水の肥後金工」を持つ方が
多数いらっしゃいました。
中には初代、二代を持つ方もいて
近いうちに遊びに行く約束をさせていただきました。
居合道関係の先生方にも協力していただきました。
本当にありがとうございました。
若い世代のお客様にも多数来ていただき
本当にありがとうございました。
小さいお子さんや、夏休みの自由研究で遊びに来てくれた皆様。
肥後鐔の魅力に興味を持ってもらって嬉しいです。
熱心に会場で勉強している姿に感動しました。
本当にありがとうございます。
またメディア関係の皆様には本当に感謝いたします。
TVや雑誌、新聞を見て来ました!という方がたくさんいらっしゃいました。
多数のお客様が遊びに来てくれたのはメディアの皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
遠方から来ていただいた皆様にも感謝。
カナダ、スペイン、アメリカのお客様から
岩手、神奈川、東京、埼玉、京都など全国から来ていただきました。
400年前に八代・熊本で誕生した肥後鐔。
文化とは名もない職人の魂が受け継がれ
作られていくものなんですね。
親子でも親戚でもなく
血も繋がっていない人と人が
肥後鐔という芸術を未来に繋げていく。
そうやって江戸時代から文化が伝わって来ました。
そして現在。
400年の歴史を支える現在の肥後金工師・菊川輝夫先生が
この展覧会で勇気を貰ったと
おっしゃった時に感動して涙がでそうでした。
先生は残りの人生を懸けて「田毎の月」を制作するとのこと。
その言葉が聞けただけでも開催した甲斐がありました。
明治以降、刀を必要としない時代になり、職人さんもほとんどいなくなりました。
また長引く不況。
八代・熊本で誕生した素晴らしい文化が消えようとしています。
今回、このような形で肥後鐔に
スポットライトを当てることができて本当に良かったと思います。
新しい作家の皆様との出会いもありました。
八代・熊本の文化を再評価していただくことも
本当にありがたいです。
八代・熊本が世界に誇る武士の文化を
「新しい世代に伝える」
それが私達にできることなのかと思います。
初めての個展で反省点も数多くありますが、
また明日から一歩一歩進めていこうと思います。
本当の意味で
これからがスタートですので
今後もどうぞご指導、ご鞭撻宜しくお願いいたします。
皆様、本当にありがとうございました。
そして
ずっと支えてくれた
井上さん、瀬戸口君、松石さん、川畑君、クギヤマ君、
誠心館道場、岡嶋道場、武蔵会の皆様に感謝します。
太田光柾
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