高鶴元展(2013年)
平成25年(2013年)
1月8日(火)〜2 月24日(日)まで
福岡県大川市の
大川市立清力美術館にて
「高鶴元展」が開催されます。
高鶴元は1938(昭13)年 400年の歴史を持つ
上野焼の窯元の長男として福岡県赤池町上野に生まれました。
陶器による造形表現に強い関心を持ち、
家業を手伝うかたわら、彫刻の表面装飾を取り入れるなど
独自性の高い表現主義的な作品を発表していきます。
21歳の若さで日展入賞を果たしました。
26歳で独立し糟屋郡久山町に開窯後は自信のルーツである
古上野の調査・研究に本格的に取り組み、
作品も古上野を手本とした伝統的な作風へと変化していきます。
徹底した釉表現にこだわり、史上最年少で
日本伝統工芸展日本工芸会会長賞を連続受賞し、
伝統工芸の若手旗手として期待されることとなります。
1980(昭55)年にハーバード大学の客員研究員として
招かれたことを契機に、日本での安定した環境をすて
アメリカに活動拠点を移し、高い評価を受けています。
今回の展覧会においては制作拠点で大きく3つに分け
紹介します。また、大川の匠である西田政義と
コラボレーションした独創的なデザインの水指や茶入れも
展示いたします。確かな技術に裏打ちされた
自由で革新的
高鶴元の作品世界に触れていただけることと思います。
※資料:大川市立清力美術館・高鶴元展資料より
観覧料:200円、15名以上の団体料金は1 人150円
(中学生以下、障害者手帳の交付を受けている方は無料)
2013年1月20日(日)の午後1時30分〜2時30分
高鶴元氏記念講演会も開催予定です。
※展覧会の観覧券が必要です。
詳しい日時、ご連絡先は下記のアドレスをご覧下さい。
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