福岡城跡・建造物見学ツアー(後編)

 

 

あなたなら、

 

この城 どう攻めますか?

 

 

 

ここは、福岡城の南丸にある

国指定重要文化財「多聞櫓」。

 

江戸時代から城内に残っている

数少ない建物のひとつです。

 

二層の隅櫓とそれに連なる三十間の奥行をもつ

平櫓からなります。

 

高く積み上げられた石垣を土台に築かれ、

「石落」が備えられていることから、

いざというときの防御のための櫓と考えられています。

 

 

福岡城は別名「石城」とも呼ばれます。

これは、黒田二十四騎の一人で

築城時に石垣普請奉行をつとめた

野口佐助一成が石積みの名人であって、

加藤清正をも唸らせた出来栄えであったことに

由来するそうです。

 

 

下から見ると小さい窓が見えますね。

 

 

中から見てみましょう。

 

 

 

 

上からは下から攻めてくるのがよく見えます。

ここから鉄砲で狙ったり、石をなげたり

 

汚い話ですが、戦の時は

 

糞尿などを投げたりしていたようです。

 

とんでもない話ですね・・・

 

 

初めて入りましたが、

福岡城にも、このような文化財が残っているんですね。

 

 

続いては(伝)潮見櫓。

福岡城に50近くあった櫓の一つです。

大正初期に浜の町の黒田別邸に移築され、

昭和31年に再移築されました。

 

潮見櫓の本来の位置は、現在の位置ではなく

三ノ丸北西角であり、また、

この櫓は平成3年の調査で

潮見櫓ではなく、場内の別の櫓であった

と考えられています。

 

 

実は平成12年の8月15日に火災があって

ここは燃えてしまったんです。

 

 

今では資料として、その当時の木が残されています。

 

多くの人達の協力で

今では立派な建物になりました。

資料室も中にはあり、歴史を学ぶことができます。

 

 

 

あっと言う間でしたが、皆様いかがでしたか?

 

普段は一般に公開されていない

福岡城の魅力をお伝えいたしました。

 

 

このような福岡城跡・建造物見学ツアーは

月に1回開催されています。

 

このような面白い企画をされている

福岡歴史探訪ガイドの皆様に心より感謝いたします。

 

また、本年も

武士道美術館をご覧いただきまして

本当にありがとうございました。

 

多くのコメントや、お声をかけていただき

感謝いたします。

 

来年も、武士の美術を多くの皆様に

楽しんでいただけるように努力してまいります。

 

どうぞ今後も宜しくお願いいたします。

来年は1月の5日頃から更新を予定しております。

 

皆様も良いお正月をお迎えくださいね。

 

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