丸亀京極家(名門大名の江戸時代)
香川県立ミュージアムにて現在開催中の特別展
「丸亀京極家(名門大名の江戸時代)」をご紹介します。
2012(平成24)年11月3日(土・祝)~12月2日(日)まで
京極家は、宇多天皇の子敦実親王から始まる
近江源氏・佐々木氏の系譜をひく名門大名です。
鎌倉時代、佐々木氏信の代に京極と名のりはじめ、
南北朝時代「バサラ大名」京極道誉が
足利政権の重鎮として家名を高めます。
その後、戦国時代に入って一時衰退するものの、
豊臣秀吉の時代に大名として再起しました。
徳川幕府成立後、小浜、松江、龍野と領知を替え、
万治元年(1658)に丸亀の地を与えられ、
七代210年余りにわたって西讃岐を治めました。
今回の展覧会では丸亀市立資料館が所蔵する
京極家伝来資料のほか、四国初公開となる
「バサラ大名」京極道誉の姿を描いた肖像画
(重要文化財・絹本著色佐々木高氏(京極道誉)像)、
大坂冬の陣における京極忠高と
浅井三姉妹の二女・初(京極高次妻)の活躍によって
豊臣秀頼から京極家にもたらされた、
化物退治の伝説からその名のついた名刀「にっかり青江」、
京極家の大名道具として他家からも注目された
陶工野々村仁清の作品など、
ゆかりの品を集め、
名門大名京極家のすがたを紹介します。
名刀「にっかり青江」、
また、四国初公開の
短刀 銘正宗(号京極正宗)も公開。
ぜひ、この機会に名門大名の美術をご覧下さい。
詳しくは香川県立ミュージアム公式サイトへ
資料:香川県立ミュージアム
丸亀京極家(名門大名の江戸時代)チラシ、公式サイトより
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