漢字から学ぶ「武士道」
「美」という漢字は、
「大いなる羊」と書きます。
「羊」は古来の儀式などにおいて
生贄（いけにえ）とされた動物。
つまり、「大いなる犠牲」という意味。
「武士道」を研究していて最近、気づいたのですが
「羊」と「我」の合成が「義」なんですね。
上杉謙信の「義」、武士が大切にした「義」です。
また、
「人の為」と書いて
「偽」。
誰もが人のためにと言いますが、
本当のところ、自分の欲望の「為」に動くのが人間。
でも、
「美」という漢字が
真実を教えてくれているように思います。
中国において
二千年以上前に発明されたものである漢字。
自分が正しいか？
そう
迷ったら、
漢字を見て、自分なりに考えるのもいいと思います。
「美」と「偽」。
勉強になりますね。
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