たまねぎ(野菜の基本その1)
「たまねぎ」が鑑賞用だった事を知ってますか?
身体の中から美しく健康になる。
今回から、
日本の食文化にかかせない「野菜」を学び、
毎日の食生活を楽しもうと思います。
今回は「たまねぎ」をご紹介。
たまねぎの原産はどこでしょう?
実は原産は中央アジアらしく、
紀元前のエジプト王朝時代には
ニンニク等と共に愛用され、ヨーロッパや
アメリカでも愛されてきました。
実は、日本に伝わったのは江戸時代。
長崎に伝わったのですが、最初は鑑賞用だったのです。
食べ出したのは、明治時代になってから。
と言う事は、利休も秀吉も細川忠興も
食べていなかった!ということになります。
たまねぎの選び方のポイントは
頭部が硬いこと。たまねぎは頭の部分から傷んでくるので
この頭部がしっかりしたものを選びます。
表面の薄皮が透き通った茶色のものがBEST。
タマネギの裏の、
ひげ根周辺が腐っていないかも見て下さい。
とにかく腐ると、ちょっとした拷問のように臭いです(笑)
最近では春ぐらいから新しいタマネギが出ますが
本来の旬は冬らしく、貯蔵生があることで
一年中いつでも流通しています。
切ると涙が出るのは、
タマネギに含まれる香りの成分
「硫化アリル」によるもの。
これは、冷やし、良く切れる包丁で
一刀両断に素早く切ると薄くなりますから
試してみてくださいね。
たまねぎは
新陳代謝を活発にして、血液をサラサラにし、
動脈硬化や糖尿病、脳血栓、高血圧などを予防する働きがあります。
ぜひ、毎日の食生活に活用してみてはいかがですか?
生で食べる時は、水でサラしてサラダに。
手軽に食べたい時は、乾燥したスープもありますので
寒〜い季節には「ぽかぽか」暖まってくださいね。
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