高桐院

京都の大徳寺には細川忠興(三斎)が創建した高桐院があります。

高桐院は慶長7年(1602)に細川忠興(三斎)が父の藤孝(幽斎)の菩提寺として創建。

写真の春日燈籠は千利休が持っていたもので
豊臣秀吉がとても欲しがったそうですが、笠の一部をわざと欠いて
召し上げを避け、忠興が受けついだそうです。

他にも利休の聚楽第屋敷の広間を移築したといわれる書院
「意北軒」があり、利休と忠興の絆を感じさせる文化財が残っています。

また茶室「松向軒」は利休風を残していると言われ、
利休の茶道を忠実に受け継いだ様子がわかります。

熊本出身の人にはとても重要なものを発見しました。

加藤清正が忠興に贈ったと言われる「つくばい」です。

清正が朝鮮羅生門の礎石を持ち帰り、忠興に贈ったもので
忠興は熊本と江戸参勤交代に持ち歩き80歳の時、この場所におさめたそうです。

持ち歩かされた家臣も大変だったと思いますが・・・
それぐらい大切にしていたんですね。

秋は紅葉が美しく忠興と利休の文化に触れる場所ですので
ぜひ遊びにいってみてはいかがでしょうか?

住所 京都市北区紫野大徳寺町73-1
休は不定
電話075-492-0068
拝観400円

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