誠心館夏期合宿（平成26年）その4

 

合宿の最終日は

演武会を開催しています。

 

各段に別れて

大会形式で演武。

 

 

それぞれの人生において

それぞれの居合道があります。

 

仕事や学校など

様々なことがありますが

 

この瞬間、

居合道に集中することが

人生において

大きな意味があると考えております。

 

 

無双直伝英信流

正統第22代

池田宗家のお言葉から

引用しますと

 

居合道とは・・・

 

剣道の立ち合い

（両者刀を抜きて

互いに打ち合う刀法）に対して

 

居を合わするとき

（刀鞘の内にて合い対峙）

心機に応じて発勝する業である。

 

 

即ち

敵の不意の仕掛けに

直ちに応じ、

 

先又は後の先

（敵の先を含みて其の先を取る）

 

の鞘離れの一刀を以って

電光石火の勝ちを制せんが為、

 

剣道の一分派として

武士の間にて創案された刀法で、

 

座位、立位等あらゆる時と

場所に於いて対応する

正しき刀法と身体の運用を錬磨し、

 

然して己が心を

治むる道である。

 

このように解説されています。

目的は、

自分の心を治めるための道。

 

居合道は自分との闘いなのです。

 

 

居合道は

年齢、段など関係なく

敵は自分だからこそ、

 

幅広い世代に

人気があるのではないでしょうか？

 

それぞれの剣士の皆様の

技を拝見しながら

とても勉強になりました。

 

自分自身に向き合う姿、

集中して演武する姿は美しい。

 

いつも居合道を通じて

感動する瞬間です。

 

演武をされた皆様に感謝いたします。

 

 

次回は高段者の演武会を

ご紹介いたします。

 

その5はコチラ