座右の銘(武士の言葉その8)

「Stay hungry , Stay foolish」

スティーブ・ジョブズ(Apple創始者)

 

2011年10月5日(水)、世界は一人の

「偉大なサムライ」を失いました。

アップルコンピュータ創始者で元最高経営者の

スティーブ・ジョブズ氏です。

 

今日は、彼が2005年に

スタンフォード大学卒業式でスピーチした言葉を紹介します。

 

彼は刀を持った日本のサムライではありませんが

幕末の武士に影響を与えた「言志四録」や

戦国武将の格言と同じ話をしています。

マッキントッシュを開発できたエピソードとして

彼はこう言っています。

「未来を見て点を繋げることはできない。

できるのは過去を振り返って点を繋げることだけ。」

だから、

将来その点がつながる事を

「信じなくてはならない」

「根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから信じること」

 

点が繋がって道となると信じることで

心に確信が持てるのです。

 

例え人と違う道を歩むことになっても

信じることで全てのことは間違いなく変わるのです。

 

これは幕末の武士に影響を与えた「言志四録」の言葉

一燈(いっとう)を下げて暗夜を行く。
暗夜を憂うことなかれ。
ただ一燈(いっとう)を頼め。

と同じ意味です。

意味は
暗い夜道を一つの提灯(ちょうちん)を提げて行く。
どんなに暗くても心配する必要はない。
ただその一つの灯火(自分の信念)を信じて進めばいいのだ。

 

また、ジョブズは続けます。

「信念を失ってはいけない。

私は自分のやった事を愛せたから続けてこれたのです。」

 

「本当に満足する唯一の方法は

素晴らしいと信じる仕事をすることです」

まだ見つかっていないのなら

探し続けること、止まらないこと。

 

ジョブズは続けます。

「一日一日を人生最後の日として生きよう

いずれその日が本当にやって来る」

今日が人生最後だとしたら

今日やることは

本当にやりたいことだろうか?

 

死を意識することは人生において

大きな決断をする価値基準となる

最も大切なことである。

 

何故ならほとんど全て

外部からの期待や、プライド、恥や

失敗への恐れ

「これらは死によって一切なくなるのです」

あなたが死を意識することが

失うことを恐れない最良の方法なのです。

 

あなた達はすでにありのままなので

思うままに行動しない理由はないのです・・・

 

戦国時代の武将

「藤堂高虎」はこう残しました。

「寝屋を出るよりその日を死番と心得るべし。

かように覚悟が極まれば物に動ずることはなくなる」と・・・

ジョブズの言葉と同じです。

スピーチの最後に

ジョブズは彼が学生時代に読んだ

ある書籍の最終ページに書かれた言葉で

スピーチを締めくくっています。

「Stay hungry ,  Stay foolish」

「ハングリーであれ、バカであれ」。

それはサムライスピリッツを持ったジョブズが

私達に残したメッセージ。

 

彼はこんな言葉も残しました。

「自分が世界を変えられると本気で信じる人達こそが

本当に世界を変えている」

そう

あなたが生まれて来たことには意味がある。

あなたにしかできない人生や出会いがある。

失敗を恐れないで。

人にバカにされようが笑われようが

あなたの道を貫いてください。

 

1度しかない

あなたの人生に

ジョブズの言葉を贈ります。

「Stay hungry ,  Stay foolish」

 

 

 

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