第46回 福岡市民大茶会

 

11 月。

立冬を迎え、寒さを覚えるころに炉が開かれる。

茶の湯の正月といわれるこの季節に

福岡市にて大茶会が開かれました。

 

2012年11月3日(土)

第46回 福岡市民大茶会が開催。

 

今回、

この「武士道美術館」の情報をたよりに

お茶会に参加された方、

会場でお声をかけていただいた方に

心より感謝いたします。

 

お役に立てて光栄です。

 

 

もともと博多という場所は、

栄西禅師が開いた日本最初の禅寺「聖福寺」があり、

「日本の茶文化発祥の地」と言われています。

 

最近の研究では、

奈良朝の頃に伝来したとも言われていますが、

 

1587年、九州平定後の豊臣秀吉に随行して

千利休が箱崎八幡宮近辺に滞在したり、

 

島井宗室(しまいそうしつ)、

神屋宗湛(かみやそうたん)など

 

茶人としても有名な博多商人がいたり、

日本を代表する陶芸もある

茶の歴史的にも面白いところ。

 

 

そんな博多の大濠公園と福岡市美術館

護国神社にて「福岡市民大茶会」は開催されます。

 

この周辺はもともと黒田氏の居城「福岡城」があった場所。

現在、城そのものは存在していませんが

大濠公園や、美術館は市民の憩いの場となっています。

 

 

この日は素晴らしい天気でした。

人も多く、会場の周辺にある駐車場は「満車」。

車も大渋滞でした。

 

 

もし、お茶会に参加される方がいらっしゃれば

午前中から参加されたほうがいいと思います。

 

基本的に朝は9:40分からスタートして15:30ぐらいまで。

 

できるだけ公共交通機関でご来場されることがいいと思います。

 

車は天神のほうから国体道路は渋滞。

駐車場はご覧の通り「満車」で入るのも苦労されていました。

昨年は、この情報を載せていませんでしたので

今回はしっかりお伝えします。

 

 

 

さて、こちらは

「裏千家さん」の会場です。

多くの皆様が並んでいらっしゃいました。

 

 

この隣りの

福岡市美術館のほうでは

遠州流と

子供茶道体験教室(担当:遠州流)が開催。

 

会場の中も大人数で並ばれていました。

 

 

この大濠公園、福岡市美術館の道を挟んだ前に

NHK福岡があり、その横に

私達「博多居合研究会」が稽古しています「護国神社」があります。

そちらでも「お茶会」が開催されています。

 

 

こちらは「表千家」の皆様。

 

 

お隣りは、武者小路千家の皆様。

どちらも多数のお客様でした。

 

 

こちらは大日本茶道学会の皆様

どのお茶席も、大人気で

待たれていたお客様も多数いらっしゃいました。

 

 

全部に参加したかったのですが、

並ぶのに40分から1時間待ちの

お客様もいらっしゃいますので本日はご遠慮しました。

 

 

日本の伝統文化「茶の湯」が

これだけ多くの皆様に愛されているのを実感して

幸せな気持ちになりました。

 

皆様もぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか。

 

昨年のブログは下記のアドレスでご覧下さい

前回 第45回福岡市民大茶会の記事はこちら

 

資料:福岡市文化連盟祭 宗湛

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