山鹿(八千代座)

毎日、暑い日が続いていますが皆様お元気ですか?

 

蝉も元気いっぱい鳴いています。

さて

今回は、お盆の休みを利用して熊本県の山鹿に行ってきました。

山鹿は細川家に招かれた剣豪・宮本武蔵も訪れ

温泉に入ったことで有名な街です。

 

佐々木小次郎、吉岡一門など

数多くの闘いで疲れきった武蔵にとって

山鹿の温泉はオアシスだったかもしれませんね。

街には無料で

気軽に足湯ができる場所もあります。

ここには新陳代謝を高め

保湿効果が期待できる温泉が豊富にあり

「美肌の湯」としても有名。女性の方は行ってみてくださいね。

 

さて、

足湯でのんびりしたら、

有名な八千代座へ

八千代座は100周年だったらしく

立派なのぼりが。

このようなレトロな看板を発見。

大正ロマン風のデザインが素敵です。

モノクロにしてみました。

八千代座は江戸時代から伝わる芝居小屋。

和風建築の粋と

洋風建築の長所を取り入れたデザインです。

 

天井には豪華なシャンデリアが。

真鍮製で第二次世界大戦の時に取り外されましたが

約60年ぶりにその優美な姿を現しました。

 

舞台が見やすいように設計され、

天井には極彩色鮮やかな天井広告が見られます。

2階右がVIP席だとのこと。

のぞいてみると

なるほど〜しっかり見えます。

手前を「ひのき舞台」と言います。

主役が演じる場所に使う木が「檜(ひのき)」だから「ひのき舞台」。

後ろは松を使っているそうで勉強になります。

 

その舞台の下は

「奈落(ならく)」と言いまして舞台や花道の床下の総称。

よく「奈落の底に落ちる」とか言いますが

このことです。仕掛けがしてあり舞台を演出します。

ここは着替えなど役者さん達が使用する部屋。

舞台裏も見学できました。

八千代座の外に出るとお店に美しい「のれん」が。

山鹿で有名な「山鹿灯籠祭」のデザインです。

私が好きな坂東玉三郎さんのポスターにも山鹿灯籠が。

美しいですね。

灯籠は「紙」で作られているんですよ。

皆さん知っていましたか?

作っていらっしゃるところを特別に撮影させていただきました。

とても丁寧に感動しました。

材料も拝見しました。

これが灯籠になっていくんですね。

 

見学させていただいたのは「なかしま」さん。

ありがとうございました。

山鹿を満喫して熊本に帰ることにしました。

 

すっかり夜になり

家に帰って子供達が花火をすることに。

夏の思い出ですね。

とても楽しそう。

来年はぜひ、山鹿灯籠祭を見たいですね。

皆さんも山鹿に行ってみてはいかがでしょうか?

伝統が今も生きている素敵な街です。

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